横山純一
1980年代後半に福祉国家が確立した。しかし、グローバル化の進行に伴い現在福祉国家は大きな転機にさしかかっている。本書では1990年代以降から今日までのフィンランドについて経済・財政・税制、社会福祉(とくに高齢者福祉)、社会保障と教育に密接に関連する国庫支出金を分析することを通じ、転機に立つフィンランドの福祉国家の再編について明らかにする。