あらすじ
EQMM初代編集長にして 創作・翻訳・評論に足跡を残した 稀代の知識人・都筑道夫。 単著未収録の貴重な原稿を集成した極上のエッセー集 ――これまでの海外探偵小説の紹介のされ方は、非常にかたよっていた。大勢もそのかたよった傾向に従って、探偵小説の新しい動向から、目をそらしてきた。少しでもそうした視野の狭さを打開することが出来れば、本望である。(「編集ノート」より) ミステリ、SF、時代説など幅広いジャンルで傑作をものした不世出の作家・都筑道夫は、日本版〈エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉の初代編集長にして稀代の論客でもあった。その膨大な論考・随筆から入手困難なものをテーマ別にセレクトし全三巻に集成。ミステリ論集となる第一巻には評論集『死体を無事に消すまで』の第一部に加え、日本版EQMMに連載した海外ミステリ紹介コーナー「望遠レンズ」、全「編集ノート」、〈ハードボイルドミステリイ・マガジン〉に連載された「このあいだのツヅキです」などを収録する。 【目次】 PART1 死体を無事に消すまで 推理小説の背景としての都市 気になる言葉 PUZZLER小論 わがミステリーことはじめ 自作を語る 本の話 推理小説について 怪奇小説の三つの顔 なまけもののレポート PART2 都筑道夫・イン・EQMM 編集ノート 巻頭言 望遠レンズ MYSTERY GUIDE みすてり・がいど 探偵小説不作法講座 ふたりで犯罪を PART3 辛味亭辞苑 このあいだのツヅキです 辛味亭辞苑 『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』編集の弁 三年半 千五百のうしろに 彼らは殴りあうだけではない 孤立のハードボイルド 裏返しのロマンティシズム 名探偵の変貌 ホームズとワトスンの行方 推理小説と犯罪小説 晶文社版『死体を無事に消すまで』あとがき 編者解題






