大正時代、貧困と虐待に抗して懸命に生き、のちに朝鮮人革命家・朴烈とともに大逆罪に問われ獄中で自死した女性が綴る自らの生涯。没後100年を迎えるにあたり、死後の五年後に刊行された1931年初版の「記録」を復刊。
高島鈴氏推薦!
「百年の時を超えて、胸ぐらを掴まれる。
あなたの生きざまが、まなざしが、
今も私ごと、世界を激しく貫いている。」
映画『金子文子 何が私をこうさせたか』(監督・浜野佐知)2026年2月28日より全国順次公開。
忘れ得ぬ面影 栗原一男
添削されるに就いての私の希望 金子ふみ
手記の初めに
父
母
小林の生れ故郷
母の実家
新しい家
芙江
岩下家
朝鮮での私の生活
村に還る
虎口へ
性の渦巻
父よ、さらば
東京へ!
大叔父の家
新聞売子
露天商人
女中奉公
街の放浪者
仕事へ! 私自身の仕事へ!
手記の後に
金子文子略年譜