RolfPfeifer/JoshBongard/細田耕
身体性、すなわち知能には身体が必要不可欠であるという概念が提案されてから人工知能分野は大きく変化した。本書では、多くの研究事例と新しい知見を取り上げながら、身体性の意味ーすなわち身体を持つことが知能にどのような影響を及ぼすかーを探ることによって、知能の理論への第一歩を踏み出す。 本書は、人工知能やロボット工学分野のみならず幅広い分野の読者を対象に、平易な語り口と魅力的なイラストによって、知能に対する新しい見方だけでなく、われわれ自身やこれを取り巻く世界に対する新しい見方を提案している。
細田 耕 は、日本のロボット研究者。学位は、工学博士(京都大学)、大阪大学名誉教授。空気圧ゴム人工筋などを用いたロボットアームや3次元受動歩行を開発。知能の構成論的研究やヒューマノイドロボット、ソフトロボティクスの研究に従事。ハイハイを学習する赤ちゃんロボットや屍体足・人工筋骨格ハイブリッドロボット、犬型ロボット「PneuHound」で知られる。フレキシブルアームやビジュアルサーボでも実績がある。大阪大学工学部 助手、助教授、同大学院情報科学研究科 教授、同大学院基礎工学研究科 教授、日本ロボット学会『Advanced Robotics』誌編集長を歴任。2023年4月より京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻 教授(2026年4月現在、ロボティクス分野を担当)。