小野幸恵/桐竹勘十郎(3代目)
少年の遊び場は、人形遣いの父が働く文楽の劇場でした。少年はこの場所が大好きだったのです。中学生になって、舞台の手伝いをすることになり、少年ははじめて、舞台裏から父親の姿を見ることになります。「おやじは、すごい…」と、心から尊敬する気持ちになりました。人形遣いによって、はじめて命を吹きこまれる人形たちー文楽の世界を、人形遣いといっしょにのぞいてみましょう。