あらすじ
行き当たりばったりの好奇心で、あらゆるジャンルの本を読むーーそれが私の読書です。
今回のテーマは「本」。小説はもちろん、歴史、エッセイ、音楽、車、鍼灸に関するものなどなど、少年時代から続けてきた「ごった煮読書」が、作家としての自身の仕事ぶりを形成したと語る五木さん。「読書をすれば優れた人間になるわけではないし、ましてや努力や義務で読むものではありません。本は、私のよき友であり、おもしろいから読むのです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第7弾!
第1章 ごった煮読書のすすめ
第2章 古典の読み方、楽しみ方
第3章 活字文化は消えてしまうのか
第4章 作家として「書く」ということ
第5章 忘れえぬ三人の作家ーー松本清張、司馬遼太郎、井上ひさし
第6章 本を友としてさびしさを癒す
第1章 ごった煮読書のすすめ
第2章 古典の読み方、楽しみ方
第3章 活字文化は消えてしまうのか
第4章 作家として「書く」ということ
第5章 忘れえぬ三人の作家ーー松本清張、司馬遼太郎、井上ひさし
第6章 本を友としてさびしさを癒す
ISBN: 9784144073106ASIN: 4144073106
作品考察・見どころ
本書の真髄は、向上心や義務を脱ぎ捨てた「ごった煮読書」という至高の贅沢の提案にあります。五木氏が語る「孤独を癒す友としての本」という視点は、効率を求める現代社会への痛烈なカウンターであり、言葉という祈りを抱きしめてきた一人の作家の魂の遍歴そのものです。 映像版で見せる穏やかな佇まいとは対照的に、行間からは凄まじいまでの知の熱量と、巨星たちとの交流を通じた文学への執念が鮮烈に立ち上がります。肉声を超えた深淵な哲学が活字には刻まれており、映像の感動をより深い思索へと昇華させる、人生の伴走者と呼ぶべき情熱に満ちた一冊です。