あらすじ
大反響の次男・博愛編ついにフィナーレ!
「好色の国」の女王と商人組合の対立はますます深まり、王太子・アブドゥルが絶体絶命の危機に!
スパルナはアブドゥルを見つけ、大いなるその力で助け出そうとするが…!?
神託の“枯れることのない花”が示すものとは?そしてついに旅が終わるとき、博愛とヒューゴが選んだ答えは…
「好色の国」次男・博愛編ついにフィナーレ!そして次の旅へ向かうのは…?
描き下ろしショート番外編も収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
「月刊フラワーズ」で大ヒット連載中、王国騎士ものがたり最新刊!
恋多きプレイボーイ・博愛とマロニエ王国の宰相・ヒューゴ…大変な反響を呼んだ「博愛編」の二人がこれからどんな未来へ向かうのか…?必見の最新刊です。
岩本ナオ先生が繊細な筆記で描く、異国情緒あふれる美しい風景や世界観もぜひご堪能ください!
ISBN: 9784098734184ASIN: 4098734184
作品考察・見どころ
岩本ナオが紡ぐ物語の真髄は、おとぎ話のような幻想性と、剥き出しの人間心理が織りなす極上の調和にあります。第十一巻で幕を閉じる「博愛編」は、愛という普遍的かつ難解なテーマを、単なる情愛を超えた「魂の救済」へと昇華させました。神託が示す言葉の真意を紐解く過程で、読者は目に見えない絆が持つ強靭な力に、激しく心を震わせることでしょう。 博愛とヒューゴ、対照的な二人が辿り着く答えは、個々の幸福を超えて王国の未来を照らす希望となります。緻密な背景描写と余白を活かした演出は、文学的な奥行きを湛え、ページをめくるごとに異国の風の匂いまで感じさせるほどです。壮大な旅路の中で揺れ動く祈りの形を、これほどまでに気高く、美しく描き切る著者の筆致には、ただただ敬服するばかりです。

