J.J.コノリー
レイヤー・ケーキとは、下っ端から上層部まで、裏社会の階層(レイヤー)をケーキに喩えた言葉。一番上はおいしそうだが、この仕事、そんなに甘くない。その階層を麻薬ディーラーとして駆け上ってきたおれ。そろそろ引退を目論んでいたが、ボスからこれを最後にと二つの命令が。「古い友人の娘を捜し出せ」「エクスタシー二百万粒を売りさばけ」やむなく引き受けたおれだったが気づけば裏社会の闇へ引き摺りこまれるはめに―。