凶多くして吉少ない道中、一行は澄みきった、とある小川にたどりつく。三蔵と八戒がその水を口に含むと、なんたることか、2人のおポンポンが見事に脹らむ。これこそ西梁女人国の子母河、一口飲めば子を宿すという。改版。(全10冊)
第五十一回心猿の千般の計すら空しいこと水火の降魔の術さえ功ないこと
第五十二回悟空 金扢の洞窟をおおいに鬧がすこと如来 妖怪の正体をひそかに告げること
第五十三回禅主 河水を飲んで懐妊すること黄婆 聖泉を運んで堕胎すること
第五十四回法身 西来して女国に逢かること心猿 計略にて脂粉を脱すること
第五十五回淫らな女怪 三蔵に戯れること清らな唐僧 純潔を持すること
第五十六回怒りのために山賊を誅伐すること昧きがゆえに心猿を追放すること
第五十七回真の悟空 落伽山にて哀哭すること仮の猴王 水簾洞をば占拠すること
第五十八回二心 偏く乾坤を攪き乱すこと一体 真の寂滅を修め難きこと
第五十九回唐三蔵 火焰山に阻まれること孫行者 芭蕉扇を奪いとること
第六十回牛魔王 のんびり大宴会に赴くこと孫悟空 ふたたび芭蕉扇を奪うこと
訳 注