TakushiOhno
マゼランの航海から500年以上経った今、本書は航海の軌跡を詳細にたどり、アジアの視点からその意義を再検証する。また、新たな歴史的発見も明らかにする。マゼランの艦隊のうち、世界一周を成し遂げたのはわずか18人だったというのが長らく定説だったが、本書ではさらに17人が後にスペインに帰還し、合計35人になったことを明らかにしている。また、マラッカでマゼランが手に入れた奴隷エンリケこそが、実は世界一周を成し遂げた最初の人物だった可能性についても考察している。本書は、私の以前の日本語版『マゼラン船団世界一周500年目の真実ー大航海時代とアジア』(作画社、東京、2023年)を基にしています。この英語版を執筆するにあたり、私は新たな資料や視点を盛り込み、より幅広い国際的な読者の皆様とこれらの考察を共有したいと願っている。(Acknowledgementsより。原文は英語)