長谷川伸
明治八年、司法省の未決監より三人の未決囚が脱獄した。それを追う警視庁の探偵と逃走する犯人たちを描いた長編警察小説。設立後間もない警視庁や当時の警察制度が描かれるととともに、脱獄犯が逃走中に次第に兇悪化し、冷酷、残忍、かつ卑劣な人間となっていく描写が秀逸な作品。新鷹会の門下生であった村上元三氏をして「著者の代表作の一つとして残るであろう」と言わしめた傑作。
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