本書は、二〇一四年二月、暴力革命によってウクライナの政権を奪取したウクロナチズム(ネオ・ナチズム)を信奉する“ユーロ・マイダン派”が八年間にわたって、“反ユーロ・マイダン派”をジェノサイドし続けた事実を、膨大な写真資料を基に明らかにした衝撃の書である。二〇二二年二月二四日、ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドする人類最大の犯罪に終止符を打ち、ドンバスのルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国の安全保障の任を負うべく、ロシアのプーチン大統領は悲壮な決意の下、“特別軍事作戦”を発動した。本書はロシアが特別軍事作戦を発動するに至るまでの過程を詳述することで、ソ連崩壊以降、米国による世界を一極支配する恐ろしい企てを明らかにするものである。さらに本書の第二部には、ロシアのプーチン大統領のウクライナに関する論文および談話を収録している。これを第一部と併読することで、悲壮な決意を以て、“特別軍事作戦”を発動せざるを得なかった、プーチン大統領の真面目を理解することができる。