あらすじ
ISBN: 9784813076285ASIN: 4813076289
コロナ対策に声を上げたら「非国民」!?
この国のすべてをぶち壊した「トンデモ騒動」を総括する!
マスクやワクチンを否定しただけで「陰謀論」扱いされ、「公衆衛生の敵」「バイオテロリスト」と批難され、それまでの人間関係は崩壊し、仕事すら失った中川淳一郎と倉田真由美。非合理と不自由を強要され、まるで戦時中のような全体主義を押し付けられた異常な4年間をいま振り返る。
【倉田真由美「はじめに」より】
ともかく、とんでもない出来事だった。そして今、日本は、「そんなこともありましたね」とロクに振り返ることもなく日常生活に戻ろうとしている。いやいや、それではダメだ。きちんと検証しないと。国、メディアはもちろんだが、個人個人の振り返りも必須である。対策費300兆円、マスク、ワクチン、3密回避、緊急事態宣言、連日連夜のメディア報道……あれはなんだったのか。老若男女すべてが関わり当事者となったことを自覚し、総括してほしい。でないと、また将来同じようなことが起きるかも、起こされるかもしれない。
【もくじ】
第1章 なぜ誰も「おかしい」と言わなかったのか
第2章 垂れ流されたトンデモ論の弊害
第3章 全体主義を煽った知事と医師
第4章 非合理と不自由を強要する異常さ
第5章 コロナは人間関係を壊すウイルス
附録 コロナ騒動が生んだ珍用語・珍設定
日本のアニメーション界において、静謐な叙情性と躍動するアクションの調和を見事に描き出す演出家、それがなかがわあつしである。彼は、単なる映像の構築者にとどまらず、物語の深淵に潜む感情を巧みに掬い上げる語り部として、業界内で確固たる信頼を築き上げてきた。キャリアの黎明期から、世界的な人気を誇る少年漫画のアニメ化作品において演出の研鑽を積み、膨大なカット数の中にキャラクターの魂を吹き込む術を習得。その確かな手腕は、やがてオリジナル作品の監督という重責へと彼を導くこととなる。 彼が手掛ける作品群を紐解けば、過酷な運命に翻弄される人々の内面を、色彩豊かな映像美と緻密な空間演出で表現する卓越したセンスが見て取れる。タツノコプロやOLMといった名門スタジオの現場で培われた経験は、壮大なスケールの物語を破綻なくまとめ上げる統率力へと昇華された。膨大な作品に関与しながらも、常に視聴者の心に爪痕を残すドラマ性を追求し続けるその姿勢は、職人気質でありながら非常に先鋭的である。 キャリアの軌跡が示す彼の真価は、単なる多作さにあるのではない。どのようなプロジェクトにおいても作品の質を一定以上に担保し、かつ独自の作家性を忍ばせる安定感と挑戦の共存にある。激動するアニメーション業界において、なかがわは映像の向こう側に揺るぎない人間賛歌を刻み続ける、稀有なビジョナリーとしてその存在感を放ち続けている。