JoseCordeiro/DavidWood/仁木めぐみ
死は避けられないものなのだろうか.人類の歴史はこの死という現実によって形作られてきた.宗教,境界,そして進歩は,死への恐れから生まれたと言っても過言ではない.しかしこれまで宗教的パラダイムによってしか慰められなかった死への恐怖は,科学の発展によってまったく見え方が変わったものになった.本書では生命科学の現在(組織再生,幹細胞治療,臓器移植,凍結保存等),とりわけ老化を予防する科学について,衒学的な記述なしに分かりやすくひも解く.同時に,まだ発展途上にある老化研究の重要性および同分野へのさらなる注力を説く.序論 人類最大の夢第1章 生きるために現れた生命第2章 老化とは何か第3章 世界最大の産業?第4章 線形的な世界から指数関数的な世界へ第5章 かかる費用は?第6章 死の恐怖第7章 良い、悪い、専門家のパラダイム第8章 プランB:冷凍保存第9章 未来は我々にかかっている結論 その時が来た