茂山千之丞
天衣無縫の兄は、舞台に立つだけで笑いをとり、理論派の弟は、自らを演出して芸の枠を広げた。ふたりに通じるのは苦労を厭わない心と狂言への愛。京都の名門芸能家、一世紀の物語。
茂山 千之丞 は、狂言方大蔵流 能楽師の名跡、元は九世茂山千五郎の長男・連正喬(むらじまさたか)の名前である。当世(2018年襲名)で三世。