あらすじ
ISBN: 9784305600714ASIN: 4305600714
国文学者、稲賀敬二(1928-2001)の仕事の全貌。斬新な『源氏物語』成立論をなし、『堤中納言』『落窪物語』『住吉物語』などの魅力的な注釈者でもあった氏の、単行本未所収の論文を集め、ジャンル別に全6巻に収めたシリーズ。豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを堪能できます。各巻には、第一線で活躍中の研究者による解説をつけました。
第一部 主役交替の現象学(書き下ろし)
第二部 物語の形成過程と流通機構
人間関係論と文学史 -『古事記』から『古今集』へー
〔講演筆録〕違約と選択 -古典文学の形成ー
構想と表現
古典鑑賞の方法・物語 -『源氏物語』『堤中納言物語』へー
物語作中人物の口ずさむ詩句
帝の院号と時代設定意識 -「嵯峨の帝」から「桐壺の帝」へ、承和の変前後からの半世紀
物語流通機構の形成期 -十世紀の女性の裏とおもてー
王朝物語の制作工房 -中務の住む町ー
女性高等教育の段階的移行 -平安朝、十世紀・十一世紀の事例についてー
散文表現の転換期・一条朝
「隠身」と「変形」・序説
〔コラム〕かぐや姫の〈隠身〉の術
〔口述筆記〕物語流通機構論・序説

繊細な感情の機微を声に宿し、キャラクターの魂を震わせる稀代の表現者、それが田中貴子です。福井県に生を受け、表現の世界への情熱を抱いて大阪で研鑽を積んだ彼女は、名門マウスプロモーションの門を叩き、プロフェッショナルとしての道を切り拓きました。二〇一七年のデビューを機に、その才能は瞬く間に開花。翌年には早くも物語の核を担う重要な役どころを射止め、瑞々しくも芯の通った演技で、業界全体に鮮烈な印象を植え付けました。 彼女の歩みは、単なる出演作の積み重ねにとどまりません。一役一役に対して深く潜り込み、キャラクターの呼吸までも再現する圧倒的な没入感は、多くのクリエイターから絶大な信頼を寄せられています。コメディにおける絶妙な間合いから、シリアスな場面で見せる魂の叫びまで、その表現の幅はまさに変幻自在。キャリアの初期から高く支持され、常にシーンの最前線を走り続けるその勢いは、現代のエンターテインメントにおいて不可欠な輝きを放っています。 観る者の心を掴んで離さない情感豊かなアプローチは、今後さらに深化を遂げ、声優という枠を超えて一つの芸術を形作っていくことでしょう。彼女が吹き込む命の響きは、時代を超えて愛される普遍的な価値を証明し続けており、その圧倒的な存在感は、これからも多くの物語を光り輝かせるに違いありません。