あらすじ
「《魔王》《野ばら》これらの傑作を18歳の少年が書いた……」--
大作曲家たちの“すごさ”“素晴らしさ”が楽しくわかる! すべてのクラシック音楽ファン座右の書、日本クラシック音楽界の重鎮・池辺晋一郎の代表著作『音符たち』シリーズ。新装版化されたバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、メンデルスゾーンに続き、根強い人気を誇るシューベルトが刊行!!
「こむずかしそうな学者的解説やアナリーゼは避け、名曲の楽譜に並んだ“音符たち”の、いわば『行間』から裏側をのぞき、そこからオッと思える芽を見つけ、摘み取り、いじくりまわし
てみるーーそれらを『同業者』として作曲家の立場で行う」という同シリーズのコンセプトのもと、著者が「しみじみ、つくづく、心から感服してしまう天才」というシューベルトが創り上げた名曲の名曲たるゆえんを、「魔王」「冬の旅」などの歌曲だけでなく、ピアノ曲から交響曲、オペラまでを軽妙洒脱な筆致で説き明かす。
序文
はじめに
第1章 即興曲なのにーーアムプロムプチュ作品90-4
第2章 ひと色の手法ーー「魔王」に「野ばら」をちょこっと乗せてーー
第3章 アマチュア的純度ーー交響曲第5番
第4章 「動かぬ旋律」の魅力ーー「死と乙女」--
第5章 シューベルトが愛した和音ーーアルペッジョーネ・ソナタ
第6章 非凡さを隠した旋律ーー劇音楽「ロザムンデ」--
第7章 主題の確信的構造ーー交響曲第8番「グレート」
第8章 大先達ベートーヴェンを意識してーー「ザ・グレート」のつづき
第9章 毅然たる「さすらい人」--「幻想曲」作品15--
第10章 勇壮=軍隊だった時代ーー3つの軍隊行進曲ーー
第11章 春では出せない冬の味ーー冬の旅 その1--
第12章 冬は、長いーー冬の旅 その2--
第13章 冬来たれども春やはり遠しーー冬の旅 その3--
第14章 冬は浮遊するーー冬の旅 その4--
第15章 「メロディの成育」の面白さーーイタリアふう序曲ーー
第16章 のびのび感に満ちた曲ーーピアノ三重奏曲D.898
第17章 平明な平常心ーードイツ・ミサ曲
第18章 明るさに徹してーーピアノ五重奏曲「ます」
第19章 作曲技法の充実ーー交響曲第7番「未完成」その1
第20章 互いに兄弟の2つの楽章ーー未完成交響曲 その2
第21章 逸音の秘密ーーピアノ・ソナタ第13番イ長調
第22章 偉大な大樹の影?--オクテット(八重奏曲)
第23章 歌曲集に賭けた意欲ーー「美しき水車小屋の娘」
第24章 未完もまた、いいーーオペラ「人質」





















































