あらすじ
ISBN: 9784098630530ASIN: 4098630532
日本でいちばん有名なイヌの物語。
『東京トイボックス』シリーズ、『スティーブズ』の
うめ(小沢高広、妹尾朝子)劇的新境地!
南極観測隊の史実に、驚きの「if」を取り入れた意欲作。
超重厚ヒストリカルSF、開幕ーー
戦後日本。
軍の人体実験施設から逃走し、
家族との再会を夢見る兄弟。
ふたりの少年は苛烈な使命と対峙する!
人はなぜ敵を作るのか。
人はなぜ人を殺めるのかーー。
いかなる境界線も存在しない
極限の地から、
私たちに「今」を問う物語。
****************
日本初の女性南極観測越冬隊員
(日本極地研究振興会 理事)
坂野井和代氏、推薦!
日本の南極観測隊といえばイヌ。
地球上で唯一国境が存在しない地・南極へ、
この物語がどう進んでいくのか
続きがとても気になります。
***************
【編集担当からのおすすめ情報】
軍や政府の苛烈さは、命の価値が決して平等ではない
今の社会と通ずるものがあります。
理不尽に人生を扱われるキャラクター達がそこで躍動し、
生き抜く姿に必ずや胸をつかまれるはず。
戦後日本の混乱期から勇気を味わってください!
現代のクリエイティブシーンにおいて、デジタルと人間ドラマの境界線を最も鮮やかに描き出すストーリーテラー、それが小沢高広です。漫画ユニット「うめ」のシナリオ担当として、その緻密なリサーチに基づいた物語構成力は、出版の枠を超え、実写ドラマやメディアミックスの現場でも類稀な存在感を放ってきました。彼の筆致が捉えるのは、単なる情報の羅列ではなく、テクノロジーの進化に翻弄されながらも情熱を燃やす人々の生々しい鼓動です。ゲーム業界の光と影を浮き彫りにした代表作を筆頭に、彼の描く世界は、常に「ものづくり」の本質を問い続けてきました。その軌跡は、フィクションでありながらドキュメンタリーのような重厚さを備え、多くの視聴者や読者に深い共感と勇気を与えています。キャリア全体を俯瞰すると、彼が手掛けるプロジェクトは一貫して高い専門性と普遍的な感動を両立させており、特定のジャンルに縛られない多様なアプローチが、業界内でも高く評価されています。時代の半歩先を読み解く慧眼と、登場人物一人ひとりに寄り添う深い慈しみ。小沢高広というライターの真髄は、冷ややかなデジタルの世界に、熱い人間の血を通わせるその卓越した翻訳の才能にこそ宿っています。彼の言葉が紡ぐ物語は、これからも未来を創り出す表現者たちの確かな指標であり続けるでしょう。