呉勝浩
爆発を予言する男vs.警察!? 都民1400万人を人質にとる無差別爆破テロは、止められるのか。
呉勝浩が放つ本作は、テロミステリーの枠を超え、人間の底知れぬ悪意を炙り出す極上の心理サスペンスです。取調室での知の攻防は、言葉が爆弾以上の殺傷能力を持つことを証明しています。社会の底辺に蠢く怨嗟が論理を纏う時、読者は己の倫理を根底から揺さぶられるでしょう。 映像版が視覚的な緊張を煽る一方、原作は活字特有の精神の深淵を抉り出します。映像が外側の惨劇を描くなら、小説は読者の内側に潜む火種を点火させるのです。両媒体を往復することで、我々の足元に眠る爆弾の正体がより鮮烈に浮かび上がります。
呉 勝浩 は、日本で活動する韓国国籍の小説家。学位は学士(芸術)(大阪芸術大学)。デビュー前の筆名は檎 克比朗。本名は呉 勝浩。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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