柴崎友香
父の一周忌のために故郷の街に暮らす姉夫婦を訪れた「わたし」は、眠りに引き込まれて、自分が死んだことに気づいていない父を夢に見る―。日常でふいに感じる思いのはかなさは、夢を思い出すときのもどかしさに似ている。夢も現もない交ぜになった目の前にある世界のかけがえのなさを描いた連作短篇集。
柴崎 友香 は、日本の小説家。