薬丸岳
ぼくにとっては捜査はいつも苦しいものです―通り魔によって幼い娘を植物状態にされた夏目が選んだのは刑事の道だった。虐待された子、ホームレス殺人、非行犯罪。社会の歪みで苦しむ人間たちを温かく、時に厳しく見つめながら真実を探り出す夏目。何度読んでも涙がこぼれる著者真骨頂の連作ミステリ。
薬丸 岳 は、日本の小説家。2005年にデビュー作『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞。日本推理作家協会現会員。本名読みは「やくまる たけし」。