壁井ユカコ
至高の美少年ながら母に遺棄された過去を持ち、“犯罪者の遺伝子”に傾倒する春野。父が愛好するアニメキャラクターの実体化として作られた少女レイ。遺伝子操作を拒絶する両親を持つ“遺伝子貧乏”清田―16歳の夏に出会った3人は、反発しあい傷つけあいながらもかけがいのない友情を築いていく。遺伝子工学が発展し、子どもの容姿の“デザイン”が可能になった仮想現代を舞台に、社会によって歪められた少年少女の屈折や友情を描く、著者渾身の青春ストーリー。
壁井 ユカコ は、日本の小説家。女性。東京都在住。長野県出身。学習院大学経済学部経営学科卒業。