水上勉司修
逝去した最後の文豪・水上勉。その文学的出発点となった直木賞受賞作「雁の寺」。その創作の秘密を、生前最良の友人・司修が作品の舞台となった京都を訪れて探り当てる。水上文学の真髄に迫り、故人の面影を偲ぶ追悼の書!「雁の寺」の舞台となった相国寺管長・有馬頼底禅師の特別語り下ろしも収録。
水上 勉 は、日本の小説家。福井県生まれ。社会派推理小説『飢餓海峡』、少年時代の禅寺での修行体験を元にした『雁の寺』、伝記小説『一休』などで知られる。禅寺を出奔して様々な職業を経ながら宇野浩二に師事、社会派推理小説で好評を博して、次第に純文学的色彩を深め、自伝的小説や女性の宿命的な悲しさを描いた作品で多くの読者を獲得。その後は歴史小説や劇作にも取り組む一方、伝記物に秀作を残した。作品の映像化も多い。日本芸術院会員、文化功労者。位階は正四位。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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