太宰治/安藤宏
「富士には月見草がよく似合う」--表題作「富嶽百景」ほか、昭和12〜15年発表の8篇を収める。新たな文体〈女がたり〉を用いた「燈籠」や「女生徒」「葉桜と魔笛」、森鴎外の翻訳を用いて創作の舞台裏を明かす「女の決闘」など、『晩年』刊行後のスランプを克服し、〈再生〉へと向かっていくエネルギーを感じさせる。燈 籠富嶽百景女 生 徒華 燭葉桜と魔笛畜 犬 談皮膚と心女の決闘 注 ……………斎藤理生 解説……………安藤 宏
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
映像化情報を読み込めませんでした(著者の権利情報など)。