14歳のエリックは、父親から激しい虐待を受けながらも、学校では悪童グループの中心として皆から一目置かれる存在だ。喧嘩は無敗。彼は暴力の犠牲者だからこそ、暴力の本質を知り尽くしているのだ。万引事件の責任を問われ退学処分になったエリックは、シャーンスベリ全寮制学校に転校することになる。「二度と暴力はふるわない」そう決意したエリックだったが、そこで待ちうけていたのは、生徒評議会が学園を支配し、下級生に対する懲罰が横行する不条理な世界だった。エリックは、理不尽な横暴に反旗を翻し、孤独で終わりなき闘いをしかけてゆく...。本国スウェーデンでは200万人が読んだ、国民的ベストセラー作家による半自伝的青春小説の金字塔。