ぼくの父は、11年まえに死んだ。だから、その父から便りが届くなんて思ってもみなかった。「...これから、ドキドキするような話をきみに語って聞かせるつもりだ...。パパは、この手紙を読んでいるきみが何歳なのかわからない。...とっくの昔に、この世界から退いてしまっているからだ...」手紙は、こんなふうにはじまった。そして、「じつは、きみにたずねなければいけない重要な質問がある。だからこそ、この手紙を書いているんだ...」と続いていた。いったいその大切な問いとはなんだろう?そしてなぞのオレンジガールの正体は?『ソフィーの世界』の著者が、生と死、そして世界が在ることの不思議を描いた、注目のヤング・アダルト小説。