それはひなびた田舎町サスピシャス・リバーの、川岸にある小綺麗なモーテル。主婦レイラはフロント係を務めている。彼女が仕事に就いている時、泊まり客は密かに特別なサービスが受けられた。レイラはそこで部屋の値段と同じ料金で客を取り、日に何人も、客のリクエストに応じて自分の身体を提供し続けているのだ。彼女を訪ねて、何人もの男たちがモーテルにやって来る。そのひとり、ゲイリーはレイラに夢中になり、一緒に町を出ようと彼女を強引に誘った。彼との出会いによって、封印されていたレイラの過去が、記憶の底から引きずり出されてゆく。拒食する夫、母の死、そして彼女が身体を売る理由...それぞれの謎が明かされる衝撃に、誰しもが息を呑む―。カナダのリン・ストップケウィッチ監督により映画化、その圧倒的映像美が絶賛を浴びた、話題の映画原作。