あらすじ
ー本書概要ー
2023年3月を境に行政の新型コロナウイルスに関する政策は大きく変わりつつある。その最たるものは「マスクの着用について」であろう。
著者らは、2020年のコロナ禍以降、行政・社会・宗教がウイルス対策に振り回される中、ノーマスクを貫く精神世界(スピリチュアル)の人々を観察し、第1部にてコロナ禍初期における彼らのあり様を克明に記録している。第1部からは、最近の「精神世界と陰謀論を結びつける風潮」が生じた理由の一端を垣間見ることができる。
しかし、第2部では全く違う側面からのアプローチがなされている。著者らは社会・宗教・精神世界の違いを「食と霊性」を中心にデータ化し、自然科学者の考察を踏まえて「ノーマスクの真実に繋がる仮説」を開示している。本書は精神世界を扱う書籍の中では特殊であり、かつ精神世界に関心のある読者の視野を広げてくれる一助となるだろう。
更に「序」では遺伝子学者が、2019年12月から世界で何が起きていたのかを振り返り「新型コロナウイスルと陽性診断方法」、「PCRの原理」などについて歴史的経緯と自らの体験を踏まえて具体的かつ詳細に解説しており、一部の読者にはかなりの興味を引く内容となっている。
ー本書の構成ー
序:ウイルス感染、PCRの原理、出生数等についての遺伝子学者による解説。
第1部 :コロナ禍発生直後の精神世界と宗教についての比較考察。
エッセイ:薬剤師が問う「添加物と霊性」。
第2部 :「食と霊性」を中心にコロナ禍下の社会・宗教・精神世界を分析。
むすび:自然科学者はコロナ禍をどう見ていたのか。
ー著者紹介ー
伊藤耕一郎
1971年生 博士(文学) 比較宗教学研究
宗教学者 精神世界研究者 大学非常勤講師
(経歴)
関西学院大学文学部卒業
報道関連機関を経て調査事務所を開業 20年間にわたり業務に従事
関西大学大学院文学研究科 博士課程前期課程修了
関西大学大学院文学研究科 博士課程後期課程修了
一般財団法人スピリチュアリティ・リサーチセンター 代表理事
宇山順子
1965年生 薬学修士
薬剤師 ワーク・グループ講師
(経歴)
武庫川女子大学薬学部卒業
武庫川女子大学大学院薬学研究科薬学専攻修了
大手薬品会社 研究分析室勤務(試薬分析業務)、総合病院に薬剤師として勤務、調剤薬局の責任者を経て添加物や遺伝子組み換え食品に関するワーク・グループを主宰
一般財団法人スピリチュアリティ・リサーチセンター 科学分析担当
濱田徹
1963年生 理学修士 博士(学術学)
生命科学者 遺伝子学者 細菌感染研究者 理科講師
(経歴)
信州大学農学部卒業
神戸大学大学院理学研究科修了
横浜市立大学大学院自然システム研究科修了
つくば市農水省農業資源研究所博士研究員、岩手県海洋バイオテクノロジー研究所海洋微生物学博士研究員、通産省NEDO博士研究員、岐阜大学医学部微生物学講座プロジェクト研究員、奈良先端大学院大学文科省クレスト博士研究員 等を経て現在に至る







