寺田篤史/波多江伸子
第1章 生命倫理の基本概念(生命倫理の基本概念インフォームド・コンセントの考え方)第2章 いのちの始まり(生殖補助医療いのちの選別)第3章 いのちのひろがり(臓器移植臓器移植の未来)第4章 いのちの終わり(死を学ぶことは生を学ぶこと看取りの場 看取りの方法フリーフケア・グリーフワーク自殺安楽死・尊厳死死刑と裁判員制度動物のいのちを考える)
日本映画、とりわけ精緻なアニメーション制作の最前線において、混沌とした現場を調和へと導き、無数の断片を一編の芸術へと昇華させる組織の設計士として、寺田篤は揺るぎない信頼を勝ち得ています。彼のキャリアは、制作の心臓部であるプロダクション・デスクから始まり、クリエイティブとロジスティクスが激しく交差する過酷な環境下で、一歩ずつその矜持を築き上げてきました。名門スタジオにおいて数々の国民的な映像プロジェクトの屋台骨を支えてきたその軌跡は、単なる効率の追求ではなく、作品が持つ本来の輝きを損なうことなく観客へと届けるための、静かなる情熱の積み重ねと言えるでしょう。 彼の最大の強みは、伝統ある不朽のシリーズに現代的な息吹を吹き込みつつ、制作体制を盤石なものにする類稀なバランス感覚にあります。キャリアを通じて一貫しているのは、監督の抽象的なビジョンを具象化し、現実のスクリーンへと定着させるための強靭な実行力です。現場の細部まで血を通わせるその采配は、業界のスタンダードを静かに底上げし、関わるスタッフのポテンシャルを最大化させる触媒としての役割を果たしてきました。表舞台を支える不可欠なプロフェッショナルとして、彼が築き上げた生産の流儀は、これからも日本のエンターテインメント界に質の高い安定感と、尽きることのない創造の活力を与え続けるはずです。