あらすじ
ISBN: 9784838730094ASIN: 4838730098
25歳、竹内涼真のすべてがここに。
まっすぐな強さ、俳優としての自信、オトナの色気、
「こんな竹内涼真、見たことない」という“初見せ”が凝縮の一冊。
過密スケジュールの合間に飛び立ったのは、初めて訪れたカンボジア。
海、船、赤土、遺跡、夜の街、シャワー、ベッド......。
24歳から25歳にかけてさらに大きく飛躍した竹内涼真が
すべてを出し尽くし、集中し、本気で挑んでくれました。
「今は、これ以上の自分をどうやって出せばいいかわからないし、
できるかと言われれば難しい。これ以上のものはつくれない、
と言い切れるくらい集中して取り組めました」(本書インタビューより)

日本のエンターテインメント界において、圧倒的な体躯と眼差しに宿る不屈の意志を武器に、正統派スターから深みのある実力派へと鮮やかな変貌を遂げたのが竹内涼真である。彼のキャリアの原点には、等身大のヒーローとして大衆の憧れを背負った特撮作品があり、そこで培われた高い身体能力と清冽な存在感は、後の飛躍への強固な礎となった。その後、数々の重厚なヒューマンドラマや企業再生をテーマにした物語において、彼は挫折を知る者の痛みと、そこから這い上がる情熱を泥臭くも美しく体現し、幅広い世代の共感を呼ぶ国民的俳優としての地位を確立していく。特筆すべきは、ジャンルを問わず作品の世界観を底上げする圧倒的な没入感である。近年のキャリア分析が示すのは、アクションやSFといった非日常的な舞台装置の中でも、決してリアリティを失わせない彼の「人間味」の強さだ。緻密な役作りから生まれる説得力は、物語の核心を射抜く力を持っており、それがドラマチックな展開を支える背骨となっている。単なる流行の顔に留まらず、過酷な運命に抗う人物像に命を吹き込み続けるその姿勢は、映画界においても稀有な輝きを放っている。時代の要請に応えながら常に自己を更新し続けるその軌跡は、観る者に確かな希望と興奮を与える真の表現者の姿そのものである。