この詩集が放つのは、十五歳という季節特有の危うくも透徹した光です。表題に込められた叫びは、世界との境界で揺れる魂の切実な祈り。著者アオイエミの言葉は、透明な孤独を抱えながらも誰かと繋がろうとする生命の拍動を、一篇ごとに鮮やかに浮き彫りにしています。
行間に漂う圧倒的な不在感と、それを埋めようとする真摯な言葉の連なりは、読者の心の奥底に眠る「かつての自分」を鮮烈に呼び覚まします。これは単なる抒情詩を超え、自己の存在肯定を問いかける文学的挑戦です。ページをめくるたび、瑞々しい感性があなたの閉ざされた記憶を優しく、かつ鋭く射抜くことでしょう。