DouglasLind/BrianMarcus/鎌部浩/藤崎礼志
数学的な基礎から工学的な応用まで,その全貌を鮮やかに描き出す.時間・空間をともに離散化するという発想から力学系のなかに生まれた記号力学系という分野.その基礎をなす数学的に深遠な体系と,符号化技術に対する強力な応用を包括的に解説.原著初版が出版された1995年以来,統計力学や計算理論など多くの分野とも絡み合いながら,記号力学系はいまなお発展を続けている.その中で得られた多くの知見も,第2版では補遺として紹介している.数学的な予備知識は最小限に,記号力学系の初歩から研究の最前線へと丁寧に導く名著,待望の翻訳.[原著]An Introduction to Symbolic Dynamics and Coding, Second Edition (Cambridge University Press, 2021) 【目次】第1章 シフト空間第2章 有限型シフト第3章 ソフィック・シフト第4章 エントロピー第5章 有限状態符号第6章 力学系としてのシフト第7章 共役第8章 有限対一符号と有限同値第9章 符号の次数と概共役第10章 埋め込みとファクター符号第11章 実現第12章 等エントロピー・ファクター第13章 高度な論題への手引第2版補遺