KaszaGregoryJames
本書は「収斂」をキー概念とし、従来の福祉国家論ではあまり取り上げられない要素をも取り入れた幅広い視野から、日本の福祉国家を国際比較の中に位置づけるものである。脱商品化をはじめとする基本的概念を批判的に考察し、先進諸国の福祉国家はレジームごとに分岐せずに収斂しているという観点から、福祉レジーム論を批判する。福祉国家を国際比較することを根本から問い直す一冊。