長部日出雄
志功は作品に「鬼を呼び出そうとしていたのかもしれない。遠い昔に消えてしまった目には見えない隠―」を。独得の個性と普遍性を有する志功の板画は、ヴェニス・ビエンナーレでグランプリを受賞し、世界へと飛翔する。人間志功に接近するとともに、著者の筆はさまざまに広がり、深まって、その時代と芸術の世界を鮮やかに描き出してゆく。
長部 日出雄 は、日本の小説家、評論家。ミュージシャンの大友康平は甥。