「中国人の生活や文化は、かつてないほどの危機に瀕している。中国が改革開放政策を導入したことで経済は発展したが、中国文化は依然として空虚なままだ。換言すれば、中国は自国文化と真逆な近代化を達成した唯一の国家だ。道徳基準は失われた。西洋では神が道徳基準を定めているが、中国に神はいない。人民の行状に対する道徳的抑制がない。(略)中国では、史上最悪な道徳的危機が迫っている。」(第10章「共産主義者としての孔子」から)
はじめに 孔子は世界をどう変えたか?
第1部 孔子が「孔子」になる
第一章 人間としての孔子
第二章 聖人としての孔子
第三章 帝王としての孔子
第四章 暴君としての孔子
第2部 孔子、家庭で心安まらず
第五章 父親としの孔子
第六章 教師としての孔子
第七章 女性差別主義者としての孔子
第3部 孔子復活
第八章 ビジネスマンとしての孔子
第九章 政治家としての孔子
第十章 共産主義者としての孔子
おわりに 孔子の実像を探して