ねじめ正一
五十三歳の詩人・北村太郎は、親友・田村隆一の妻、明子と恋に落ちる。平凡だが安定した家庭を築き、その中で細々と詩を書き続けていた北村だが、定年間近でその生活を捨て、明子との激しい生活に溺れていく。愛憎の波に揉まれた明子が、そして妻までもが壊れていく。壊れれば壊れるほど北村からは詩が溢れ、一方、田村は酒で心身を蝕まれながらも、二人に関わり続けようとする。「荒地派」詩人たちの宿命を描く長篇小説。中央公論文芸賞受賞作。
ねじめ 正一 は、日本の詩人、小説家。本名は禰寝 正一(読みは同じ)。東京都杉並区生まれ。杉並区立杉並第四小学校、杉並区立高円寺中学校、日本大学第二高等学校卒業。青山学院大学経済学部中退。俳人としての俳号は、エンジン。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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