あらすじ
ISBN: 9784088937328ASIN: 4088937325
この感情、その存在、かの正体を探る求愛。
この先輩は…女性? 男性? 中性? 魔性?? 好奇心という不治の病を患う転校生が出会ったのは、美しく、可愛らしく、格好よく、恐ろしい、謎の存在だった。
命を懸けた深淵ラブ・ストーリー、第8巻。
本作は、性別や生物学的定義を超越した未知の存在への渇望を、耽美かつ不穏な筆致で描き出す怪作です。著者tomomiが紡ぐ、光と影が交錯する圧倒的な画力は、読者の視点を通じて直接本能に訴えかけます。特に第8巻では、知るほどに遠のく先輩の正体に対し、命を削りながらも好奇心を止められない主人公の狂気的な献身が、恋愛という言葉では括りきれない深淵へと我々を誘います。 美しさと恐怖が表裏一体となったその世界観は、読者の倫理観を静かに揺さぶり、未知なるものへの根源的な畏怖を極上の恍惚へと昇華させます。正体不明の魅惑に絡め取られ、破滅へと向かう二人の軌跡は、まさに現代における究極の純愛の再定義と言えるでしょう。ページをめくるごとに増していく磁力のような誘引力に、もはや抗う術はありません。
