常光徹
旅先で買った一本百円のビデオは「鋸」というタイトルだった...(「百円のビデオ」)。ひとり息子の誕生日、ケーキを買って家路を急ぐ男は分かれ道の前で迷っていた。近い方の道には、悲しく辛い思い出があり、できれば通りたくないからだった...(「子取沼」)。よりぬきの“こわい話”五十七編収録。
常光 徹 は、日本の民俗学者(口承文芸・民俗信仰)、文筆家。学位は博士(民俗学)(國學院大學・2004年)。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科非常勤講師(-2021年)。日本民俗学会第28期会長。日本口承文芸学会会長(2001、2年度)。高知県観光特使。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。