上遠野浩平
葛城貴士は、蛇口をひねるようにして、他人の血液を弄ぶ。その特異な能力を駆使し、七ノ輪ほのかを“不敗のカリスマ”と呼ばれる売れっ子タレントへと仕立てあげていた彼だったが、そんなほのかの出来すぎた快進撃が世界の裏側に潜む“とある組織”の調査対象となってしまう―。上遠野ミステリーの傑作“しずるさんシリーズ”入門編となる、熱く苛烈な恋の物語。「しずるさん」はここからはじまった!