あらすじ
ISBN: 9784048546720ASIN: 4048546724
幸村誠の描く『ジオリジン』イラストエッセイを特別収録。充実の愛蔵版第8弾。
安彦良和が描く本作は、SFの枠を超えた人間劇の極致です。オデッサ編では、戦争の濁流で足掻く個人の矜持と、マ・クベの偏執的な美学が激突します。安彦氏の流麗な筆致が、表情の機微から戦士の孤独を鮮烈に描き出し、読者は歴史の目撃者となる高揚感を味わえるでしょう。 映像版が戦闘の躍動を伝えるのに対し、原作は行間に宿る緻密な心理描写と政治的意図を鋭く射抜きます。映像が動の興奮を与えるなら、本書は静寂の中の問いかけで読者を魅了します。幸村誠氏の寄稿も加わった本版は、両メディアを体験することで物語が神話へ昇華される、至高の読書体験を約束します。

遠軽高校、弘前大学を経て、1970年虫プロ養成所に入りアニメーターとなる。虫プロ倒産後はフリーとなり『宇宙戦艦ヤマト』や『勇者ライディーン』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『無敵超人ザンボット3』など数多くのアニメ作品に携わるが、中でもキャラクターデザインおよび作画監督を務めたアニメ『機動戦士ガンダム』は、その後放映された劇場版とも併せ社会現象ともいえるブームを巻き起こした。1990年以降、アニメ製作現場を離れて専業漫画家となり、『ナムジ』、『虹色のトロツキー』、『王道の狗』など主に歴史ものを描いて第19回日本漫画家協会賞優秀賞(『ナムジ』)、第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞(『王道の狗』)などを受賞した。2001年から2011年まで漫画雑誌「ガンダムエース」に連載した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、累計発行部数1,000万部を超えるヒット作となっている。2006年からは神戸芸術工科大学映像表現学科で客員教授をつとめている。 2015年2月に公開されたアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』では総監督を務め、約25年ぶりにアニメの現場に復帰した。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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