あらすじ
児童書を卒業したら、読むべき本がわからない!
そんな中高生のために、角川文庫がぜったいにまちがいないアンソロジー小説を作りました。本作のテーマは「ミステリ」。「フーダニット」「ハウダニット」「ホワイダニット」「叙述トリック」とそれぞれのお題で人気作家4名に書き下ろしていただいた極上の短編に、どう読んだら楽しめるか?のヒントを添えてお届けします。
アンソロジーだから短い時間で読める、満足度100%の謎解き小説。はじめてのミステリ小説は、ここからはじめよう!
〈収録作品〉
「ヤンキー、ミステリと出会う 〜俺とあいつと、さしすせそ」青柳碧人
「将棋部、無実を証明せよ」秋木 真
「屋上の雪融け」相沢沙呼
「学生時代の母の原稿」似鳥 鶏
ヤンキー、ミステリと出会う 〜俺とあいつと、さしすせそ 青柳碧人
将棋部、無実を証明せよ 秋木 真
屋上の雪融け 相沢沙呼
学生時代の母の原稿 似鳥 鶏
ISBN: 9784041162866ASIN: 4041162866
作品考察・見どころ
本書は、児童書から一般文芸へと羽ばたく若き読者に贈られた、最高峰の「論理の教科書」です。四人の名手がフーダニットから叙述トリックまで、ミステリの核心を鮮やかに描き出します。単なる謎解きに留まらず、十代の揺れ動く繊細な心理が、緻密なパズルのピースとして組み込まれている点に、文芸作品としての深い美しさが宿っています。 青柳碧人の機知に富んだ論理や相沢沙呼が描く心の深淵など、作家の個性が交錯するさまは、まさに思考のブラックボックスを暴く高揚感に満ちています。物語の仕掛けを解き明かす喜びは、いつしか自分自身や他人の本質を見抜く視座へと変わるはずです。ミステリという名の魔法が、あなたの読書人生を永遠に変えてしまう一冊です。


