林芙美子/立松和平
昭和5年『放浪記』がベストセラーとなり、芙美子は念願の中国行きを果たす。翌年はシベリア経由で渡欧すると、半年余りをパリ、ロンドンで過ごした。小説を書くのは恋人が待ってくれているように愉しいと言いながら、「苦しいことは山ほどある。一切合財旅で捨て去ることにきめている」。旅を愛した作家の、愉楽の時を記す20篇。
立松 和平 は、日本の小説家である。日本ペンクラブ会員。本名:横松 和夫。筆名は本名の「横松」のもじりで「立松」にした。