華やかに飾られたさまざまな山車が大通りを練り歩くクリスマスの日、サミーはけがをした飼い主に代わってマリケという名のポメラニアンに付き添って犬たちの山車に乗っていた。ところが動いている山車からマリケが急に逃げ出してしまう。けちで陰険で大金持ちの飼い主ランドフォークトはサミーをそのことで責めたて、見つけないとおばあちゃんとサミーを困った目にあわすと脅す。追いつめられたサミーは犬探しをしているとき、月を見上げている少女エリサと出会った。エリサは家出の常習犯でかなりの問題児だったが、なぜだかサミーにだけはなついた。閉じこもりがちな少女がなぜ家出するのか、マリケはどこへ行ったのか...そんなある日、いつもサミーを目の敵にしていた、お隣のグレイビルさんが亡くなる。いつも元気いっぱいのサミーだが、突然の出来事に落ち込んでしまう。