あらすじ
「これで、オレが消えても世界に終焉をもたらす計画――《終末計画》は完遂出来るというわけだ!」 遂にサベージの産みの親・天才科学者ディフを追い詰めたハヤトたち。 だが彼は、己の身を顧みず、惑星《ZERO》そのものを生贄に、自律進化型巨大破壊兵器 デストロイアを起動してしまう!! 自己増殖、自己進化、自己再生を続け、終焉へと突き進む凶悪な自律兵器に対し、 破壊への一縷の希望を繋いだ人類は、ハヤトに託すが――。 「ハヤト、やっちゃえええええっ!!」 「やるのですわ! 如月ハヤト!」 死闘の果てに待つ奇跡! 《究極》のメカバトルアクション、ここに終幕! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
ISBN: 9784797399158ASIN: 4797399155
作品考察・見どころ
箕崎准が描く本作は、単なるSFアクションの枠を超え、冷徹な科学が生んだ終焉に「人の意志」がいかに抗うかという熱烈な人間賛歌を提示しています。自己進化を続ける絶対的な破壊兵器に対し、不完全な人間たちが絆を武器に立ち向かう姿は、読者の魂を激しく揺さぶる文学的なカタルシスに満ちています。 ハヤトという一人の少年が、仲間たちの切なる祈りを背負い、自らの手で未来を掴み取るその瞬間。それは、運命に翻弄されてきた少年少女たちが、真の自立を果たす通過儀礼の完遂でもあります。緻密なメカ描写と瑞々しい心理描写が織りなす圧倒的な熱量は、まさに物語という名の奇跡。シリーズの集大成に相応しい、魂を焦がすフィナーレがここにあります。

