縄田一男
書院番から累進して伊勢山田奉行となった大岡忠相。山田と紀州領松阪の争論をさばくにあたり、従前の奉行のように御三家・紀州の権勢を恐れることなく、松阪方を非と断決し、その公正な態度がかえって紀州藩主徳川吉宗に認められた。吉宗の将軍就任直後に江戸南町奉行にあげられ、越前守と称する。吉宗の信任あつく、町奉行としては下情によく通じ、名裁判官とたたえられた裁判説話を七人の円熟作家が描く。
縄田 一男 は、日本の文芸評論家、アンソロジストとして、時代小説傑作選を多数刊行している。雑誌幻影城ファンクラブ「怪の会」元会員。中山義秀文学賞元選考委員、大衆文学研究会会員(のち会長)、日本近代文学会会員、チャンバリストクラブ元代表。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
映像化情報を読み込めませんでした(著者の権利情報など)。