大野裕之
「このような時代においては、笑いは、狂気に対しての安全弁となるのです」。四〇〇巻のNGフィルムを全て閲覧した著者が、初期の短編、『街の灯』『独裁者』等の名作から幻となった遺作「フリーク」まで、喜劇王が作品に込めたメッセージを読み解き、新たな実像を提示する画期的評伝。文庫書き下ろし。
大野 裕之 は、日本の劇作家・脚本家・映画プロデューサー・演出家・作曲家・俳優・映画研究者・振付師。チャップリン研究家として知られ、日本チャップリン協会会長を務める。大阪府生まれ。京都府京都市在住。劇団とっても便利で脚本・演出・作曲を担当。