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ヴィム・ヴェンダース監督が映画の黎明期を支えた兄弟に捧げた本作は、単なる歴史の記録を超え、映像が持つ根源的な魔法を現代に蘇らせています。手回しカメラ特有の揺らぎやサイレント映画の手法をあえて用いることで、技術の進歩とともに失われつつある「初めて動くものを見た時の純粋な驚き」を観客の胸に鮮烈に呼び起こします。 名優ウド・キアらが見せる抒情的な演技は、発明への情熱と時代の波に翻弄される切なさを完璧に体現しています。これは過去を懐かしむだけのノスタルジーではなく、一瞬の光に命を吹き込もうとした先駆者たちの魂の鼓動に触れる、映画という芸術そのものへの至高のラブレター。観る者の心に、映画を愛する喜びを再燃させる傑作です。
監督: ヴィム・ヴェンダース
脚本: Sebastian Andrae / ヴィム・ヴェンダース / Veit Helmer
音楽: Laurent Petitgand
制作: Wolfgang Längsfeld / ヴィム・ヴェンダース / Veit Helmer
撮影監督: Jürgen Jürges
制作会社: Wim Wenders Stiftung / Bundesministerium des Inneren (BMI) / Veit Helmer-Filmproduktion / Wim Wenders Productions / BR / Hochschule für Fernsehen und Film München