あらすじ
「過保護のカホコ」(2017年)の制作チームが再集結し、高畑充希主演、遊川和彦が脚本を手掛けるオリジナルドラマ。故郷と本土を結ぶ橋を架けるという夢のため、大手ゼネコンに入社したサクラ(高畑)の10年間を描く。どんなことにも真正面から向き合うサクラと、サクラから夢のために自分を貫く大切さを教わった同期たちの物語。
作品考察・見どころ
忖度だらけの社会において、自分を曲げずに生きることの崇高さを、高畑充希が圧倒的な熱量で体現しています。「私には夢があります」という愚直なまでの真っ直ぐさが、周囲の冷めた心を溶かし、変容させていく過程は、見る者の魂を激しく揺さぶります。一話ごとに一年が経過する独特の構成が、歳月を重ねることでしか得られない同期という絆の深さを、残酷なまでのリアリズムで描き出しています。
橋本愛や新田真剣佑ら実力派キャストが、葛藤し、挫折し、それでも再生していく姿は、正解のない時代を生きる私たちへの力強いエールです。単なるお仕事ドラマの枠を超え、信念を貫く孤独と、それを支える仲間の尊さを問う、人生のバイブルとも呼べる傑作。彼女の真っ直ぐな瞳の先に、あなたは何を見るでしょうか。
ドラマ・アニメ化された映像作品と原作・関連本と読み比べて、オリジナルならではの違いや描かれなかった裏設定、より深い世界観を独自の視点から楽しみましょう。