あらすじ
聖剣『エクスカリバー』。ブリテンの統治を目指し、王を見定めるべく用意された選定の剣。それを抜いた者は『アーサー』と呼ばれ、強大な力を手にした。だが、エクスカリバーを引き抜いたのは一人ではなかった。力が大量に生み出されたことにより、伝説が氾濫、歴史の歪みへと繋がってしまう。歴史を正しく導くため、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、過去の地『ブリテン』へと降り立つ。彼らの使命は、歴史を歪めるエクスカリバーを全て叩き折ること。その数、およそ100万。これは、過去への叛逆。そして、未来(いま)を守る戦いである――。
作品考察・見どころ
この作品の真髄は、豪華キャスト陣による絶妙な掛け合いが生む熱量と、予定調和を覆すメタフィクション的なユーモアにあります。竹達彩奈や雨宮天といった実力派が、個性的すぎるアーサーたちの葛藤と狂騒を完璧に演じ切り、単なるヒーロー像に留まらない多面的な人間味を与えています。群像劇としての完成度が高く、個のアイデンティティを問う真摯な姿勢が光ります。
原作ゲームの壮大な設定を土台に、アニメならではのハイテンポな演出がキャラクターの動的な魅力を爆発させています。ゲーム画面では描ききれなかったアーサーと妖精の濃密な絆が、色彩豊かな映像と絶妙な間によって補完され、作品世界に確かな血が通う瞬間を目の当たりにできます。運命を壊して自らを見出す、その熱い反逆精神に誰もが心震えるはずです。