あらすじ
接吻 (キス) から始まる、死のタイムリープ。愛なんか求めようとするから人は不幸になる。「欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ―カネと権力だ」愛が歪んだ“クズ”な主人公・堂島旺太郎。顔は良いが“カネの切れ目が縁の切れ目”で女を弄ぶナンバーワンホスト。過去のある事件をきっかけに、誰も愛さず、成り上がることだけを追う、孤高の男…。謎の“キス女”によって、何度も“死”と“時間”を繰り返す旺太郎。何故、俺は殺されるのか―? キス女の正体は―? “死のループ”の謎を追い、カネと権力を追い求め、ノンストップで物語が加速する“邪道ラブストーリー”が幕を開ける!
作品考察・見どころ
本作の魅力は、愛を金と権力の道具とする非情な男が、死と再生のループに翻弄され人間性の深淵へ堕ちていくスリリングな構成にあります。山﨑賢人が既存のイメージを覆して演じる野心家の苦悩は圧巻。彼が死の接吻により絶望的な時間を繰り返す様は、視聴者の倫理観を揺さぶりながら、運命という呪縛をどう突破するのかという強烈な好奇心を掻き立てます。
死を介したタイムリープは、後悔を塗り替える代償の重さと、真の愛を問い直す鏡として機能しています。門脇麦の神秘的な存在感と新田真剣佑の危うい気品が、作品の毒気と華やかさを際立たせ、極限状態で見せる人間の業を鮮烈に描き出しています。一瞬の快楽と永遠の孤独が交錯する、映像美に満ちた愛の冒険譚です。